投資家情報

株主の皆様へ

 
代表取締役社長 西戸徹

 

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。代表取締役社長の西戸徹です。

 当社ホームページをご覧の皆さまに当社第111期(2019年4月1日から2020年3月31日まで)における事業の概況についてご報告申し上げます。

 

 当期における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善などを背景に景気は回復基調で推移しましたが、米中貿易摩擦や自然災害の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、先行きが一層不透明な状況となりました。

 

 こうした状況の中、当社グループでは、前中期経営計画を受けて、「成長性及び収益性の追求を加速する」ことを基本方針とした2022年3月期を最終年度とする中期経営計画「Dash! 2021」を策定し、前中期経営計画の課題を一つ一つクリアしながら、成長性及び収益性を追求してきました。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、マレーシア政府による企業の活動制限令に伴う当社連結子会社である岩通マレーシア株式会社の操業停止、及び海外からの部品調達の一部遅延による影響もありました。これに対して、お取引先様をはじめとする関係者の皆様への感染拡大防止と従業員の安全・健康管理の確保を最優先とし、必要な対策を講じて生産能力の維持と納期の確保に努めました。

 

 このような状況の下、当期の売上高は222億9千4百万円で前期に比べ6.9%の増収となりました。利益面では営業利益1億5千万円(前期2億1千6百万円の損失)、経常利益2億1千5百万円(前期1億5千1百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は5千7百万円(前期4億1千万円の利益)となりました。

 

 当期の連結の純利益は5千7百万円でございましたが、新型コロナウイルス感染症による事業活動への影響を見通せないことなどを総合的に勘案し、当期末の配当金については遺憾ながら見送らせていただくことといたしました。事情をご賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大したことにより、日本を含め各国の経済活動が制限されており、企業の設備投資動向や国内外の事業に多大な影響を及ぼすことが予想されます。このような状況の下、当社グループは引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止に十分注意を払いながら、その影響が最小限となるように事業活動に取り組んでいきます。

 

 株主の皆様におかれましては、今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2020年7月
代表取締役社長 西戸 徹