ニュースリリース
半導体カーブトレーサ
最大測定電圧5kV・最大測定電流2,000A
CS-8000シリーズ3機種を発売
2021年1月12日
岩崎通信機株式会社(本社:東京都杉並区久我山 代表取締役社長:西戸 徹)は、半導体カーブトレーサCS-8000シリーズを発売いたします。
近年、気候変動問題に関する枠組みであるパリ協定により各国でCO2削減の動きが加速しており、省エネルギー技術への投資や技術開発がさらに活発になる事が予想されております。これらの基幹技術であるパワーエレクトロニクス分野では次世代パワー半導体であるSiC・GaNなどのワイドギャップ半導体を利用した電気自動車用インバータ・電源設備等の、高耐圧・高周波駆動化による省エネルギー化が進められてきました。それらのパワー半導体を使用した機器の設計には、その特性を正確に測定する事が不可欠となっております。
当社は、2009年に半導体カーブトレーサCS-3000シリーズを発売し、パワー半導体の特性測定や試験要求に応えて参りましたが、さらに次世代パワー半導体の特性測定や試験に求められる機能を搭載した半導体カーブトレーサCS-8000シリーズを商品化いたしました。
商品名
CS-8000シリーズの主な仕様・特長
・最大ピーク電圧 5kV(定電圧/DC・パルス)
・最大ピーク電流 2,000A(定電流/パルス)
・微小リーク電流測定 高分解能 最小250fA (従来比4倍)
・豊富な拡張性(購入後の機能拡張も可能)
・電圧(200V〜5kV)、電流(2A〜2,000A) 測定ニーズに合わせ選択
・効率的な安全測定
・測定毎のケーブルのつなぎ替えが不要(コンフィギュレーション機能搭載)
・高精細・大画面ディスプレイ搭載(12.1インチTFT-LCD(1,280×800))
・リモートコントロールインタフェース
LAN搭載で機器の設定・制御をフルリモート制御。PC経由でプローバと連携
・使いやすいユーザーインタフェース
フロントパネル上のファンクションキー、機能毎に独立したノブで直感的な操作が可能
主なターゲットアプリケーション
・電気自動車(EV・HEV)向けデバイスに対応
最大測定電圧2kV・最大測定電流2,000A
・
SiC・GaNデバイスに対応しゲート電圧機能拡充
電圧パターン・最大印加電圧±40V/200V他
・オンウエハー測定に対応した微小リーク電流
測定高分解能 最小250fA (従来比4倍)
標準価格
発売日
2021年1月12日
出荷開始
2021年2月より順次出荷予定
お問い合わせ先
■お客様
営業本部 第二営業部
TEL 03-5370-5474
E-mail:info-tme@iwatsu.co.jp
■報道関係者
経営企画部 広報グループ
TEL:03-5370-5112
E-mail:pr@iwatsu.co.jp